立教大学受験お疲れさまでした。2021の立教分析のページを見る前に、以下のことが言えるので、先伝えておきます。今年度立教受験した人には、こちらの方が有用だと思いました。
立教大学は、補欠合格を出さない代わりに、第2回、第3回、第4回と合格発表を分けてくる。日程的には、以下のようになる。
日程を考えると、以上のような理由で分けていると推測できる。そして、過去2年のそれぞれの合格者数は、以下のようになる。昨年度までは全学部日程があったので、その合格も表示する。
全学部の合格者数が減ったのは、2020のグローバル入試で立教が基準点を上げ、グローバル入試を受験する人数が減少したためだろう。
ここから何がわかるかと言えば、「
そして今年度、各私大は文科省の締め付けによって、間違っても定員を超えて合格者数を取る、という展開にしたくない。だからこそ、きっと今年度も、上智大学は正規合格と同数かそれ以上に、補欠合格を出すだろう。同様に立教も、ある程度の辞退率の上昇を予測しているとしても、怖くて第一回の合格者数を増やすことはできないだろう。事実、2020年の全学部日程合格者数と第一回合格者数は、2019年とほぼ同様である。
長々説明したが、つまり、
そして、偏差値的に厳しめのところからギリギリの合格を狙ったならば、合格する時も合格者の中では下位の合格になるだろう。もうおわかりかもしれないが、その
以上が、オフィス藤原でできる分析と予測である。毎年、立教は他大と違う合格発表のシステムであるため、受験生の混乱を呼ぶ。第4回の発表まで期待を持って待て、というのも酷な話なのかもしれないが、3月後半に立教から合格連絡が来る可能性は、奇跡的なレアケースではない、ということは認識しておいた方がよい。
特に、ギリギリの滑り込み合格を狙って立教を受けたなら、第一回で合格が出なくて当然であり、第2回以降に出るのが当然であろう。逆に言えば、第一回で合格したならば、その学部で合格した人の中で、上から2/3に入っているということになるであろう。