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これが、オフィス藤原の目指すゴールです。
これが、私の仕事人生の残りをかけ、つくり上げ、持続させていくべきものです。
これが、私が目指すしあわせです。

資本主義経済においてはトレードオフの関係が基本で、勝ち組が現れた分だけその陰に負けて泣いている人がいます。予備校業界でも、増田塾が発展してきた陰でつぶれて廃業した塾はたくさんあります。

このトレードオフの関係は「適切な競争」と「新陳代謝」をうみます。だから、悪いものではなく、むしろ今の社会の繁栄と豊かさを作ってきたものです。

しかし、物質的には豊かになっても、それがそのまま心の豊かさ、しあわせの実感になるわけではありません。私は多分、トレードオフの競争社会においても、勝ち抜いていけるかもしれません。小さい社会ではありましたが、今までそのようにできてきたからです。

でも、しあわせではなかった。

大切に想える真摯な生徒、クライアントとトレードオフの関係になってしまうのは、相手の信頼や敬意をお金に変えて仕事とするのは、綺麗ごとかもしれませんが私のしあわせではありませんでした。

だから、win-winの関係を作って、それが仕事としても成り立つ場を創りたい。

自分もしあわせ、職員たちもしあわせ、顧客の生徒やクライアントもしあわせ、
そんなwin-winの場が、教育の場なら作ることができると思いそれを成し遂げるためにこの会社を設立しました。

余裕があるうちしかこのようなきれいごとは言えないかもしれませんが、この理念を大切に経営していきたいと思っています。

そしてこの会社が、私とつながっていきたいと思ってもらえる大切な教え子たちと共有する場となり、また新たな共有とつながりが有機的に拡がっていく。

そのプラットフォームとなり、いつでも戻れるように長く続いていくこと、これが弊社の、そして私のゴールです。