上智大学2021年度入試分析~補欠合格の入学許可者数予測 3/4更新

 学科ごとの補欠繰上分析と予測の結論を先に書く。この結論に至る分析はその先をゆっくり読んでほしい。最後に学科別の分析があり、そこ以外は、前回(3/3更新)と同内容である。

1,3/4更新 繰上り予測の結論

2,↑のデータと分析根拠

3,3/3更新の内容 ~分析の方法と予測~

4,学科別分析と予測


1,3/4更新 繰上り予測の結論

結論1 募集人数に応じて合格者や補欠繰上を出す気はなさそうだが、一部学科が意識しているようにも見える。逆に言えば多くの学科は意識していなく、募集人数以上に合格者は出すが、辞退分の補欠繰上も含んだ入学者については、募集人数通り(のTEAP、個別の人数)にする必要はないと考えているように見える。

結論2 補欠繰上の人数は、募集人数に対する合格者数で予測できるが、TEAPと一般を分けて考えない形になりそう。

結論3 補欠者のTEAP型と個別入試の配分だが、基本はTEAP1:個別4になるのだろう。3/3発表の数字は、1:3だったが、2020と2019も3/4時点では1:2であり、その後徐々に個別が増えて1:4になった。

 というわけで、学科ごとのTEAPと個別の補欠繰上数は、以下のエクセルで予測した。

2,↑のデータと分析根拠

 このエクセルは、TEAPと個別の合計である。募集人数から補欠者数まで合計で出してある。なぜこうしたかと言えば、TEAPと個別で別に考えることが、補欠繰上予測には意味が薄そうだからである。

 募集人数は、前年比91%になった。共通テストのみ利用入試に割り振ったからだろう。その91%に対し、合格者数は88.4%しか出していなく、辞退率が下がらない限り、前年より3.6%分多く、補欠繰上が必要になる。前年合格者数3376人の3.6%は100人程度になる。これが、今年補欠合格が多く出そうな根拠①である。

 もし、繰上合格が前年同様か前年以下しか出ない場合、それは辞退率が前年より下がったことを意味する。そうなる要因は、今年度の入試システムであり、特殊なものであるからこそ、上位志望ではなく併願で受けるのは難しかっただろう。しかし、そういう受験生は一定量いただろうが、それ以上に、他大学の易化の影響は大きい。早稲田や慶応、国立、上智他学部の志願者は減り、わずかだが入試の難易度は下がっている。そうなると、合格者の辞退率はあがる。この影響で昨年度どこの大学も、早慶でさえも、繰上合格者を大幅に増やした。この影響を上回らない限り、今年度の上智の辞退率は昨年度より上がり、上智大学の想定とは逆に繰上は増えるだろう。これが根拠②である。

 なのに上智は、補欠者数も増やさなかった。補欠者の前年比89.7%は、たしかに合格者よりは多い割合でとっていて、その意味で上智も対処しようとはしている。しかし、2019から2020で、繰上合格数790→1748、繰上率13.3%⇒29%と倍以上になっている。また、早稲田の分析ページをみてくれればわかるが、早稲田の志願者減は、全体では昨年度以上である。以上からすると、昨年度と同様か、それ以上の辞退者が出ても何も驚けない。むしろそうなるように思える。

 そしてさらに、上智が3/2に発表した1回目の繰上数は、2020、2021と比べて、2倍以上であった。早慶の合格発表が早まった結果、この時点での辞退率が上がったのではないか、という意見を頂き、そういう可能性もあるかもしれないと思ったが、早慶の辞退率を織り込んだなら前年の第2回に近い数になるはずで、それにしては数が大分少ない。したがって、ここまでの論理と、この1回目の繰上数が同方向であるから、今年度の繰上数が前年を大きく上回りそうだ、という予測が、現時点では合理的である。

 もし、自分の考えが外れている場合、次(3/8or9だろう)の繰上発表時の数字が、少なくなるはずである。自分の計算では、2020が第二回を3/11発表で累計902人の繰上発表だったのに対し、1200以上になると考えている。少なくとも増加はするだろう。マックスで言えば、前年比二倍付近までありえる。

 というわけで、作り直してシナリオを3つ用意した。シナリオ1は、前年と同程度の辞退率=繰上%になる場合。シナリオ2は、前年の2倍程度の辞退率になる場合。シナリオ3はその中間地点(前年比150%)とした。

 ↑エクセルの繰上数計算方法は、前回と同じだが、

 (2020の合格+繰上人数) × 2021募集人数の増減率 - 2021合格者数 = 2021繰上予測数

である。

昨年度繰上数     1748(繰上率29%)

シナリオ1繰上数  1552(29%)

シナリオ2繰上数 3104(58%)

シナリオ3繰上数 2328(43.5%)

 主観的には、シナリオ2と3の間程度になると考えているが、それは3/8,9の第二回繰上発表数でわかるだろう。その時点の2倍程度が最終繰上り数になるからだ。第二回までの累計繰上数が、800以下だったらシナリオ1に近く、1300超えるようだとシナリオ2になる可能性が高い。

 全体としては以上だが、学科ごとに考えると、個別に事情は異なる。多分学習院や上智は、学部長や学科長(のような偉い人)に大きな権限が与えられていて、合格者数や補欠数の出し方、及び繰上をどちらからとるか、などにも裁量が認められているのではないか、と考えられる。なぜなら、学科によって、大きく違っていて、その合理的根拠が数字には見えないからだ。この辺りが、早稲田と上智の違う点である。

 学科ごとに、昨年度と比較して多く合格を出していたり、昨年度補欠をたくさん出していたのになぜか合格を絞っていたり、と統一性のない数字に見える(自分の眼力不足かもしれないが)。したがって、個別に見える価値はある。

 本題に入る前に、3/3に上智が出した繰上合格の数字も見てみよう。この数字をみていて、一番関連性があったのは、2021補欠者数である。繰上数をTEAPと個別の比で見れば、およそ1:3であり、補欠者数の数字と一致する。また、補欠が出なかった学科は、↑エクセル計算でも補欠が少なさそうな学科が多い。シナリオ1の繰上率で言えば、

ドイツ文16.8% フランス文10.2% 社会35.3% 看護19.3% 

英語18.7% フランス語21.7% ポル語17%

 と、社会以外は、平均の29.1%を大きく下回っていて、こうなることも以上の計算が外れていないことの確かめ算になる。また逆に繰上を多く出した学科も、

史33% 国文41.5% 国際法54.2% 物質生命44.1% 機能創造23.4% 情報理工30.4%

と、予想の範疇にあると言える。すべてがきれいにとはなっていないが、こういうことも確かめ算として、数字分析するには必要なことである。

 では、まず昨日の分析をそのまま下にのせて、最後の学科別のところを更新しておく。おなかいっぱいな人と機能も読んでくれた人は、最後の学科別ページまで飛んで読んでほしい。

3,3/3更新の内容 ~分析の方法と予測~

 上智大学が「補欠入学許可状況」を更新したので、自分にわかる分析と予測を更新する。基本、繰上合格を待っている人には、前回よりポジティヴな分析と予測になったが、最後は上智が決めることなので、蓋を開けてみないと分からないことは承知して読んでほしい。

 まず、2021.3/3に上智が出した繰上合格数を、2021合格者数、補欠者数とまとめた。

 先の分析で書いたように、2021上智の合格者数、補欠者数は、明らかに合理、論理的でない。募集人数を変え、TEAP利用の割合を増やしたのに、その割合の半分以下しか、合格者数と補欠者数を増やさなかったからだ。その辺りの説明は前回の分析を読んでほしい。

 そのずれた分をどうするのかと注目していたが、3/3発表から考えると、どうやら「2021募集人数」というファクターではなく、出した補欠者数に応じて繰上合格を出すようだ。つまり、前回のシナリオ1ではなく、シナリオ2に近い形で繰上合格を出すようである。↑の表で言えば、黄色塗りの「補欠数の合格数比」と、3/2の補欠数比は同様の数字である。また、共通テスト利用受験の補欠者の繰上げが多い。これは今年からはじめたものなので、おかしなことではなく上智の方針なのだろうが、2021補欠者に対して18%の繰上が3/2に出た。

 2020は、3/3に二回目の繰上が発表され、その時点で補欠者に対して12.5%、全体の繰上数に対して9.9%の繰上合格数であった。そこと比較すると、2021はすでに前年の2.75倍の繰上合格が出ている。TEAP利用日程だけだと前年比1.51倍、個別日程だけだと2.3倍である。つまり、3/2時点での補欠繰上発表から考えて、今年の補欠繰上が前年と同様に行われると考えると、上智全体の補欠合格者数は、前年比2.5倍以上になる計算である。共通テスト利用を除いても、2倍程度になる。

 2020のTEAP型補欠者の繰上率が24.8%で、学部学科試験の繰上率は30.8%だった。この比率をそのままにして、繰上数が増加するというのが、現時点での予測である。仮に繰上合格が全体で2.5倍になると、TEAP型の補欠者は62%繰上で、学部学科試験は77%繰り上がる計算になる。十分あり得るシナリオである。

2020と2019の、TEAP利用型と個別の繰上人数比は、どちらも1:4程度であった。3/4段階で言えば、2020も2019も1:2程度であった。その後個別の方が多い割合で繰り上がり、最終的に1:4程度になっていた。2021の3/2段階では、その比率はおよそ1:3であり、2019,2020より個別に偏っている。

ここまでをまとめると、

1,2020、2019の同日程と比較すると、2021の3/2時点での補欠繰上人数が2倍以上になっている(共通テスト利用を除いて)。ここから考えれば、そしてもともとの予測から考えても、補欠繰上率は、前年比で最大2倍以上に上昇するだろう。

2,TEAP利用と個別の繰上人数の比は、上智全体では、出した補欠数の比率と同様になっている。2019と2020の推移を見ると、日付が進むとTEAP利用の比率がさがり、個別の比率が上がっていくが、最終的には2019、2020同様の1:4程度になると予測される。

 以上のようになる。全体として言えることは以上である。

 そして、2019と2020の繰上合格の仕方、TEAPと個別(=学部学科試験)の比率を学科ごとに見ると、これはかなり学部、学科ごとに異なる。たとえば、2020国文学科は、TEAPと個別の繰上人数が2:25だった。2019も国文学科は、1:29だった。逆に、数字は小さいが2019フランス文学科は、6:5で、2020フランス文も4:7である。

 そこでかなり手間だったが笑、学科ごとに2019と2020の繰上状況をまとめてみた。いくつかの確かめ算はしながらやったが、一人手入力でやったので、間違いがあっても許してほしい。すべてHP情報なので確認できる(間違いを見つけたら教えてほしい)。以下は学科ごとの話になるので、自分の学科だけみればよい。がんばったのでお手すきなら、全部見てほしい笑

4,学科別分析と予測(3/4更新)

① 全学部全学科合計での数字

↑の青ぬりの表は、単純な日別の繰上り数をまとめたものである。下の緑塗りの表は、その日までの累計数でまとめたものである。2020年から、およそ1週間ごとに全学科まとめて繰上りを発表する形になった。だから今年も、およそ週1回更新する形になるだろう。そしてこの二つの表で説明できることは、ここまでに書いたことである。

② 神学部

 神学部はデータ母数が少なすぎて評価できない。また、合格や補欠者数の出し方もおかしかったのでよくわからない。ただ、過去二年この段階で繰上をだしたことはなかったので、また2019よりも2020の方が増えているので、2021も期待できる。

③ 文学部-哲

哲学科も、過去二年、この日付で繰上を出したことはなかったので期待できる。TEAP8に個別4という謎の繰上の出し方だが、前回予測のシナリオ1では、TEAP3:個別2の比率で補欠が繰り上がるのではないか、としていた。次回をみないとわからないが、この学科はTEAPの募集増を考慮に入れて繰上を出す可能性はある。

⇒繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              34人
  • シナリオ1          55人 
  • シナリオ2           110人
  • シナリオ3           82人
  • 3/2発表            12人 TEAP8 個別4 ⇒予測に沿う

 3/2繰上発表数は予測通りだが、その比率が逆の2:1なので、ここは次を待ちたい。シナリオ2になると、補欠者数を繰上数が超える事態になる。

④ 文-史

2019は繰上0で、2020は3/18から34人だったのに、2021は3/2で33人である。増加するようにしか見えない。

  • ⇒繰上り数予測 TEAPと個別合計 
  • 昨年度              31人
  • シナリオ1          56人 
  • シナリオ2           112人
  • シナリオ3           84人
  • 3/2発表            33人 TEAP16 個別14 ⇒予測を大きく超えている

TEAP利用と個別の比は、ここもおよそ1:1でありTEAPの方が多い。よくみたら文と総合人科は、TEAPの方が多い出し方をしている学科が多いので、そういう傾向なのかもしれない。次回でこれもわかる。

⑤ 文-国文

 2020までは出していなかった第一回での繰上を出したので、増加が期待できる。国文は、過去二年の繰上も90%以上を個別からとり、TEAPはあまり繰り上がらない。そもそも合格者数をTEAPは多い割合で出しているので、そういう方針なのだろう。前回2/23分析資料のシナリオ1だが、TEAPと個別の募集人数比を考えた合格と繰上を出しているのだろう。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              54人
  • シナリオ1          65人 
  • シナリオ2           130人
  • シナリオ3           98人
  • 3/2発表            20人 TEAP1 個別17 ⇒予測よりかなり多い 比率は過去二年と同様

⑥ 文-英文

 2020と比べると2021.3.2の繰上数は少なかった。次の3/11を待ちたい。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              94人
  • シナリオ1      110人 
  • シナリオ2         220人
  • シナリオ3         166人
  • 3/2発表            7人 TEAP4 個別3 ⇒想定より少ない

TEAPと個別で、英文学科もTEAPの方が多かった。これも前回の推測通りなので、この学科も募集人数の差を考えた繰上合格を出しそうだ。

⑦ 文-ドイツ文

 ドイツ文学科は、例年合格を多めに出し、繰上をあまり出さない。さらに2021年度は、募集人数を減らしたのに合格者数は前年と同数だった。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              25人
  • シナリオ1          18人 
  • シナリオ2           36人
  • シナリオ3           27人
  • 3/2発表            0人 TEAP 個別 ⇒

まだ出ていないが、TEAPと個別の比率は、文学部の他学科同様、TEAPの方が多くなるかもしれない(前回分析による)。

⑧ 文-フランス文

 状況はドイツ文と同様である。同じ人が決裁しているか、仲良しなのだろう、合格や補欠の出し方はおよそ同じである。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              11人
  • シナリオ1          12人 
  • シナリオ2           25人
  • シナリオ3           18人
  • 3/2発表            0人 TEAP 個別 ⇒

この学科も、全体平均よりは確実に、TEAPの方を多く出しそうである。

⑨ 文-新聞

 文学部の中で、新聞学科と国文学科のみ他学部と同様に個別中心に繰上を出す。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              21人
  • シナリオ1          0人 
  • シナリオ2           2人
  • シナリオ3           1人
  • 3/2発表            11人 TEAP2 個別9 ⇒全く想像できない数字

 昨年度は、募集人数98にたいし、合格85、補欠200からの繰上21というデータである。計算上の辞退率は、驚異の8%になるが、どこに数字のマジックがあるのかはわからない。この基準で考えて、上記の繰上予測になるのだが、3/2時点ですでに数字があわないので、この学科の上記予測に意味はないだろう。前年と一昨年の繰上り数を基準に考えた方がよさそうである。

⑩ 総人科-教育

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              20人
  • シナリオ1          55人 
  • シナリオ2           110人
  • シナリオ3           83人
  • 3/2発表            8人 TEAP4 個別2 ⇒予測通りの数字で増加が見込まれる

昨年度まであまり繰り上がらない学科だったが、昨年度定員をあふれたのだろう、2021は合格者を前年比55%に絞ってきた。その分を繰上で調整するつもりなのだろう。TEAPの繰上の方が多いのは驚きだが、事前予測はおよそ1:1なので、現状では1:1になりそうである。

⑪ 総人科-心理

 前年比で合格を大分減らしたので、繰上で調整するものと思われる。3/2時点では出ていないが、前年同様程度には出ると思われる。過去二年のTEAP個別繰上り比は、1:2であり、全体の予測比(1:4)より、TEAPを多くとるだろう。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              36人
  • シナリオ1          41人 
  • シナリオ2           82人
  • シナリオ3           62人
  • 3/2発表            1人 TEAP0 個別1 ⇒予測より少ない

⑫ 総人科-社会

 3/2時点での繰上数は0で不安になるだろうが、2019は3/12から、2020も3/18からしか繰上を発表していない。合格数はきれいに前年と同割合だった。TEAPと個別の繰上り比は、前年同様かつ全体予測同様の1:4程度になると思われる。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              74人
  • シナリオ1          64人 
  • シナリオ2           127人
  • シナリオ3           95人
  • 3/2発表            5人 TEAP0 個別0 ⇒予測通り

⑬ 総人科-社会福祉

 学部全体で募集人数が前年比93%になったのに対し、社会福祉は合格者数を増やした。この理屈はわからないが、以上により繰上数は減るだろうと予測したが、3/2時点で繰上が出ている。比率は予測通りで、計算上はTEAPを多くとることになる。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              16人
  • シナリオ1          10人 
  • シナリオ2           21人
  • シナリオ3           16人
  • 3/2発表            5人 TEAP4 個別1 ⇒予測を上回っている

⑭ 総人科-看護

 2019は3/12から、2020は3/18からの繰上発表なので、現時点で出ないのは当然のことである。合格は絞られているので、前年以上の繰上りは期待できる。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              14人
  • シナリオ1          19人 
  • シナリオ2           38人
  • シナリオ3           29人
  • 3/2発表            0人 TEAP 個別 ⇒

⑮ 法-法律

 2021の法律学科は、合格者をやや多く出し、補欠者をやや絞った。比率は前年同様に1:3程度になるのではないか。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              84人
  • シナリオ1          60人 
  • シナリオ2           120人
  • シナリオ3           90人
  • 3/2発表            17人 TEAP2 個別3 ⇒想定通り

⑯ 法-国際関係

 2021年度志願者が激減した国際法は、合格も補欠も絞っているが、それで定員になるシステムがわからない。3/2時点での補欠の数も多く、次の発表次第だが、かなりの繰上り率になる可能性がある。比率は学部で統一されているのだろう、1:4かそれ以上個別に偏った形になりそうである。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              91人
  • シナリオ1          119人 
  • シナリオ2           238人
  • シナリオ3           179人
  • 3/2発表            15人 TEAP2 個別12 ⇒予測通り

⑰ 法-地球環境

 国際法同様、こちらも志願者は激減したが、地球法は合格者数を募集人数に応じて出した。繰上り比も特筆することはなく、前年同様の1:2~1:4のどこかだろう。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              67人
  • シナリオ1          74人 
  • シナリオ2           147人
  • シナリオ3           110人
  • 3/2発表            14人 TEAP3 個別8 ⇒予測よりやや少ない

⑱ 経済-経済

 2020の繰上率が66%と、もっとも繰上合格を出した学科である。なのに、なぜか今年度も合格者数を減らしたので、計算上、前年以上人数は繰り上がることになる。しかし、補欠者数は多く出したので、その点では繰上率は下がる。個別から非常に多く繰り上げ、TEAPからはあまり繰り上げないのも、理由はわからないが特殊である。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              163人
  • シナリオ1          175人 
  • シナリオ2           349人
  • シナリオ3           262人
  • 3/2発表            48人 TEAP7 個別21 ⇒予測通り

 前年までの数字から考えると、TEAPはあってこの2倍までだろう。前年通りなら、この後多くの繰上は個別の補欠に割り振られることになる。どういうシステムなのかはわからない。

⑲ 経済-経営

 合格者は前年同様の割合で、補欠は15%程度多くとった。経済経済とは、考え方に違いがある。昨年度までだしていなかったこの段階でかなりの数を出してきたので、予測より多くなることが期待できるかもしれない。比率は経済経済と同様に、過去2年、TEAPの方は頭打ちとなり、なぜか個別の方からばかり取る。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              134人
  • シナリオ1          93人 
  • シナリオ2           187人
  • シナリオ3           140人
  • 3/2発表            68人 TEAP12 個別37 ⇒予測より多い

経済学部の特殊性だが、TEAPは現状の2倍が限界だろう。他は個別からとるように見える。

⑳ 外国語-英語

 前年に繰上率が50%を超えたので、今年度は合格者を1.5倍以上に多くとった。補欠者も前年より多くとった。したがって、繰上は減るだろう。それにしても初回の3/2発表は少ないが、次の発表で落ち着くと思われる。比率は過去二年同様かつ他学科も同様なので1:4程度になるだろう。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              133人
  • シナリオ1          49人 
  • シナリオ2           97人
  • シナリオ3           73人
  • 3/2発表            3人 TEAP0 個別0 ⇒予測より少ない

㉑ 外国語-ドイツ

 昨年度まで、この段階では繰上を出していなかったので、この数字は妥当である。2021は合格も補欠も絞ったので、かなりの繰上率が予想される。学部全体の方針なのだろう、繰上比は、1:4程度なのでそうなると考えられる。シナリオ2になれば関係なくなるかもしれないが。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              37人
  • シナリオ1          58人 
  • シナリオ2           116人
  • シナリオ3           87人
  • 3/2発表            6人 TEAP0 個別3 ⇒予測通り

㉒ 外国語-フランス

 2021のフラ語は、合格を多く出し、補欠をその分しぼった。その分初回は出なかったのだろう。次回の発表で少なくとも前年の半数にはなるだろう。比率は、外語の方針なのだろう、1:4程度になると思われる。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              50人
  • シナリオ1          33人 
  • シナリオ2           65人
  • シナリオ3           49人
  • 3/2発表            0人 TEAP 個別 ⇒予測より少ない

㉓ 外国語-イスパニア

 過去2年、この段階で繰上をだしたことはなかったので、増加が見込める。また、2021イスパは合格者を30%以上もしぼったので、補欠も10%しぼったので、繰上は増えるだろう。比率は2020が1:2で2021はここまでだと1:1だが、学部方針に倣うのではないか、と思う(1:4になる)。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              14人
  • シナリオ1          55人 
  • シナリオ2           111人
  • シナリオ3           83人
  • 3/2発表            7人 TEAP4 個別3 ⇒予想より多い

㉔ 外国語-ロシア

 ロシア語は、外英、ポル語と同様に、合格をかなり多く出した。だから今年度の繰上数は減ると予測したが、初回の3/2からかなりの数をだした。次をみないとわからないが、どうしてそうなるのかわからないが、昨年度と同様かそれ以上になるのかもしれない。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              60人
  • シナリオ1          26人 
  • シナリオ2           52人
  • シナリオ3           39人
  • 3/2発表            27人 TEAP8 個別16 ⇒予想よりかなり多い

㉕ 外国語-ポルトガル

 ロシア、外英と同様に、合格者をかなり増やしたので繰上は減る計算になる。比率は外語の方針通り、1:4程度になるだろう。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              72人
  • シナリオ1          25人 
  • シナリオ2           50人
  • シナリオ3           37人
  • 3/2発表            0人 TEAP 個別 ⇒

㉖ 総合グローバル

 2021の総グロは、合格者、補欠数ともにしぼった。比率は外語と同様に、1:4~1:5を目指しているように見える。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              116人
  • シナリオ1          152人 
  • シナリオ2           304人
  • シナリオ3           228人
  • 3/2発表            17人 TEAP2 個別13 ⇒想定より多い

㉗ 理工-物質生命

 合格補欠ともに、2021は絞っている。補欠の繰上りも、3/2時点で過去二年よりかなり多く出ている。ただ、理工の三つすべて多いので、早慶の合格発表日などが関連しているのかもしれない。その辺りは次回発表を待ちたい。繰上比は、過去二年を見ると1:4を目指しているのだろう。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              82人
  • シナリオ1          99人 
  • シナリオ2           198人
  • シナリオ3           149人
  • 3/2発表            17人 TEAP2 個別13 ⇒想定より多い

㉘ 理工-機能創造

機能創造は、合格補欠ともに前年同様でしぼっていない。補欠の繰上りも、3/2時点で過去二年よりかなり多く出ている。ただ、理工の三つすべて多いので、早慶の合格発表日などが関連しているのかもしれない。その辺りは次回発表を待ちたい。繰上比は、過去二年を見ると1:5になる。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              90人
  • シナリオ1          68人 
  • シナリオ2           136人
  • シナリオ3           102人
  • 3/2発表            50人 TEAP2 個別30 ⇒想定よりかなり多い

㉙ 理工-情報

 状況は機能創造とほぼ同じである。2021は、合格と補欠を多く出した。3/2発表はかなり多くの繰上が出ていて、意外である。システムはわからないが、繰上比はかなり個別に偏っている。よくみると、この学科は過去二年も極端に偏っていて、そうなるのかもしれない。

◎繰上り数予測 TEAPと個別合計 

  • 昨年度              124人
  • シナリオ1          85人 
  • シナリオ2           170人
  • シナリオ3           128人
  • 3/2発表            66人 TEAP2 個別45 ⇒想定よりかなり多い

3/4時点 終了

難関大 私立文系 予備校「増田塾」の元教務部長。 現在は、現代文・小論文講師として出講している。

6件のコメント

  1. いつも参考にさせて頂いています。
    上智大学の補欠繰上げ予測について、入学金締切が早慶合格発表後であることは、どのように考察されますか。

    1. 同じ質問が来ていたので、その返信を見てください。入学金締め切り日の変更は、辞退率への影響は極めて軽微だと思います。ただ、その辞退を表明する日付が、早まる可能性はあります。昨年度までなら、もう支払ってしまっているので、補欠を最後までまったり、国立を見てから決められたものが、3/2段階で判断すれば、入学金を振り込まずに済むからです。自分の分析の中では、現時点での繰上り数の多さで、今年は増えるだろう、としましたが、その点に影響があり、自分の予測よりは少なくなるかもしれません。ただ、どちらにしろ、他大学の易化や辞退率の上昇は見受けられるので、シナリオ1よりは多くなると思っています。

      ご質問ありがとうございました。考察が深まりました。次回の予測3/9に活かします。

  2. 上智入試分析を参考にさせていただき、祈る気持ちで繰り上げの連絡を待っているところです。
    一つ質問させて頂きたいのですが、今年は上智大学の入学金振り込み締切日が3月1日へ変更になっております。
    つまり昨年までと違い、早慶の合格発表確認後に上智への振り込みが可能という日程です。
    藤原様の繰り上げ予測は、この変更も考慮の上でと考えてよろしいでしょうか。

    1. いえ、その情報は認識しておらず、考慮に入れていませんでした。しかし、その点を評価しても、私の見解には影響がありません。入学金振り込み辞退者の数を見て、3/2の補欠繰上発表になったと思われますが、それが2/25でも、3/2でも、最終的な合格者の辞退率に影響はないと思うからです。ですから、最終的な繰上数予測に関しては、現状変わりはありません。
      入学金振り込み締め切りの変更により影響があるのは、日付ごとの辞退率だと思います。例年よりも現時点での辞退率はあがっているのかもしれません。それでもシナリオ1にはなると考えているので、自分の予測(シナリオ2~シナリオ3の繰上率)よりも小さく、シナリオ1~シナリオ2の間になる可能性はあります。そしてそれは、分析にもあるように、3/9あたりにあるだろう、次回発表で、ある程度わかると思います。

      情報ありがとうございました。とても助かります。

      1. 返信ありがとうございます。
        お忙しい中恐縮ですが、もう一つ質問させて下さい。

        「次回繰上発表が8、9日だろう」との記載についてです。

        正規合格者の残金振込と2日発表の繰上合格者の振込期日が共に11日の様なので、次回の繰上発表は11日夕方から12日辺りだと考えておりました。

        大学側は11日までの振込結果を全て把握しなくても、先に繰上を出す可能性もあるとの事でしょうか。

        1. 返信していませんでした。

          およそ保護者様の想定通りの日程で進行していますね。理工は昨日10日に発表しましたが、他は今日か明日になりそうです。理工だけなぜ一日フライングするのかわかりませんが、過去のデータを見ると、去年も一昨年もそうでした。また気づいたこと、新情報あれば投稿お待ちしております。助かります。

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