早稲田の合格者数と補欠者数、補欠繰上数に関する予測をする。基本は早稲田HPにある過去のデータを分析し、今年度の補欠からの繰上数を予測する。
この予測は2/27時点のものであり、今後、早稲田が2021のデータを出した場合、この予測は更新される。
忙しい人用に、先に弊社分析の結論を書く。
2. 大学全体では↑になると考えられるが、学部ごとは難しい。合格者数と補欠者数が発表されればより推測は深まるだろう。
3. 全体として、補欠者の繰上合格率は、2020の32.4%と同程度から、2倍の65%程度までありえる。
学部ごとも、現状でできるところまでは分析と推測を進めようと思ったが、力尽きたので、後日にまた更新する。
まず、HP情報をまとめる。自分の分析用の見づらい表だが許してほしい。
読み取れることのまとめを先に載せる。
☆ 分析エクセルシートから読み取れること
では、表を乗せるが、みなさんが見やすいように、見せるようの「見やすく加工」をやっていたが、くじけたので途上状態で載せる。
さらっとみて、下に飛ばしてもらって構わない。

※ 2019の数字は、募集人数減の影響を受けるので、前年同様なら97.2%になるはずである。97.2%より高いということは、前年より多い、ということになる。
全く見づらい表で申し訳ないのだが、この右にもまだエクセルは続き笑、2019、2018とある。
というわけで補欠繰上り分析に必要な数字だけを抽出して年度別にまとめると、↓になる。

数字をみると、2018と2019はおよそ同じ数字に見える。
2019の前年比較は、やや繰上り数が増えている、というだけである。
しかし、2020は違う。
募集人数、合格者数、補欠者数は変わっていないが、
これは、正規合格者が、前年より多く辞退したことを原因とする。
そして、多く辞退したのは、他大(および早稲田の他学部)が易化し、より上位志望の他の合格によって起こったことと推測できる。
ならば、
事実、早稲田の志願者数は、前年比91%と9%程度減少していて、国立大学は3%、慶応も4.6%も志願者数は減っている。
ここで前提の確認だが、過去3年、早稲田の合格者数と補欠者数はほぼ一定である(募集人数の増減による影響はある)。
だから、今年度の合格数と補欠数を、これまで同様の数で出すとする。
とすると、今年度の補欠繰上合格者数は前年同様から前年比168%までのどこかになると考えられる。つまり、前年同様か、そこからさらに増加すると考えられる。
そして、学部ごとにどうなるか、だが、これは現状のデータでは難しい。
なぜなら、
たとえば法学部でみると、2019は合格者721で補欠者187だったのだが、辞退率が低く繰上合格が0だったため、2020は合格者664に8%減らし、補欠者を242と29%増やした。
そして122人の繰上合格が出て、繰上り率50.4%だった。このような合格者と補欠者の推移を予測するのは難しい。上智同様に早稲田が、学部ごとの合格者と補欠者数を発表すると見えてくるだろう。現状でもある程度はできるが、力尽きたので後日にする。
~続く~